マスクの転売規制、継続を切望する声が相次ぐ 「何とかしてほしい…」
政府が、今年3月から施行しているマスクの転売規制を廃止する方針であることが報じられ、不安の声が高まっている
マスクの品薄状態が改善されたとして、政府は今年3月から施行しているマスクの転売規制を、廃止する方針であることが報じられた。
しかし、インターネット上では「引き続き転売を法律で規制してほしい」と切望する声が相次いでいる。
■酷すぎたマスクの高額転売
新型コロナウイルスの感染拡大、さらには花粉症シーズンとも重なり、日本国内は一時期深刻なマスク不足に。
インターネット上ではマスクの高額転売が横行し、しらべぇ編集部でも、100円ショップ・ダイソーにて当時1箱30枚入り100円(税別)で販売されていた不織布マスクが、フリマアプリで高額転売されていたことを確認している(写真は、今年1月下旬のもの)。
■転売規制によって逮捕者も
こうした事態を受けて、政府は今年3月15日以降、マスクの転売を法律で禁止。フリマアプリ各社も、一律でマスクの出品を禁止するなどの対策を講じてきた。
その後、マスクの供給量が増え、1枚あたりの単価も落ち着いてきたことから、政府はマスクの転売規制廃止の方針を固めたという。
ちなみに、マスクの転売規制を巡っては、今年6月に逮捕者も出ていた。