客足途絶えた商店街 「盛り下がってる」と正直すぎるポスターで大注目浴びる

北海道の小樽堺町商店街が発信している、自虐ポスターが話題を呼んでいる。

2020/07/29 14:30

自虐ポスター
(画像提供:小樽堺町通り商店街)

盛り上がりどころか「盛り下がってるぜーっ!!」と正直にPR。北海道の商店街が観光客に向けて発信している、自虐ポスターが話題だ。

ネット上では「コロナで笑えませんがこのポスターは笑えます」「サービス精神大盛りなところ好き」と、絶賛の声が殺到している。


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■「さかいまち 盛り下がってるぜーっ!!」

小樽堺町通り商店街が、3月に作成しSNSを中心に掲載しているポスター。

「さかいまち盛り下がってるぜーっ!! ウソじゃないからエイプリルフールまで待てませんでした。ぴえーん」や「マジでタイヘンジャー」など、新型コロナウイルス感染拡大により、観光客数が激減したことを自虐的に訴えている。

同商店街の事業推進マネージャーである坂口さんによると、5月のGWから1ヶ月間、「地元の人々が散歩していたぐらい」と振り返るように、客足がほぼゼロに近い日々が続き、商店街のお店も休業していたという。

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■拡散を狙うために…

例年、3月は観光客が減少するというが、今年はコロナで特に中国からの客が激減。危機感を抱き始めた商店街は、情報発信をしていくことを決めた。

「バズるのが目的だった」(坂口さん、以下同)と振り返るように、あえて本音がポロリと出ているようなポスターで、面白さと共に拡散を狙ったという。

「どこか観光に行こうと思った時、『そういえば小樽の商店街が変なことしてたよね』と考えてくれるだけでも成功なんです。コロナの情報ばかりで暗い世の中、くだらないけど笑えるニュースを流して、クスっと笑ってもらえて前向きな気持ちになって、世の中が明るくなればいいな、と思います」と願いを込める。

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■発信の場はSNS

外出自粛が求められ、お客が観光に来なく人々が自宅で過ごしている状況を活用し、商店街の中ではなく、ツイッターなどSNSを発信の場としてきた。

そのため、都内の飲食店からこのポスターが欲しいという要望が寄せられており、「(ポスターの企画自体を)他の商店街にマネしてもらっても構わないんです。世の中が明るくなった方がいい」と、ユーモアさが徐々に波及してきていると語る。


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■現在も苦しい状況

県外への移動自粛が解除され始めた6月以降、客足は戻りつつあるが、例年の2~3割程度。7月23日から26日の4連休にかけてようやく、7~8割と回復傾向にあるという。

感染拡大を懸念し、観光を控える声や、事業者も複雑な反応を示す風潮が根強いが、同商店街では「コロナに限りませんが、お客を選ぶことはしません」と歓迎する。

「『東京から来てほしくない』ということはありません。そもそも、具合が悪い人は来ないはず。選べるほどお客も入っていないので、とにかく来た方におもてなしをしていきます」と坂口さんは商店街の総意を訴えている。


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■ネット上では…

ポスターを見つけたツイッターユーザーのツイートは、29日12時時点で8万6,000リツイートと20万以上のいいねがつき、拡散されている。

ほかのユーザーからも、「はっちゃけた広告」「ユーモアありすぎ」と、笑いの声が続出。一方、「これは支援したい」「コロナ収束したら行きたい」と、応援したいと考える声も上がっていた。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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