生活苦が原因か? 5人の子供を殺害した38歳の父親を逮捕

金銭的な余裕がなく困っていた男が妻と子供を作り続けた結果、わずか数年の間に子供全員を殺害したことを認めた。

児童虐待
(Serghei Turcanu/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

わずか数年の間に、5人もの子を亡くしたある男。悲劇の父を演じてはいたものの、男の正体は残酷で無情な殺人鬼だった。


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■いきなり消えた娘たち

7月16日のこと、インド・ハリヤーナー州で暮らす38歳の男が通報し、「7歳と11歳の娘2人が昨日姿を消しました」と警察に伝えた。

「過去にも3人の子に先立たれた」というこの男は、「妻と就寝中に事件が起きたのです」「男が私どもの娘たちを誘拐してしまいました」などと捜査員に説明。詳しい状況を把握しようと捜査員は男にいくつか質問したというが、男はまともな返事ができなかった。

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■発見された遺体

7月20日には、水路で遊んでいた人々が女児の遺体を発見し通報。男はさっそく警官らに付き添われ現地を訪れ、自分の娘であることを確認した。その数時間後、もうひとりの娘の遺体も同じ水路で発見。検視の結果、2人の死因は溺死であると断定された。

しかしこの頃、男の義理の家族が「怪しい」「失踪の経緯についても説明があいまいだ」と騒ぎはじめ、問い詰められた男は娘たちの殺害を自供。しかも「過去に死んだ3人の子も俺が殺した」と話したという。

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■子殺しの理由