火葬場で爆発事故が発生 職員1名が全身ヤケドで危篤に

火葬炉の異常に気付き原因を突き止めようとした職員たちが、いきなりの爆発によりヤケドを負った。

棺・葬儀・火葬場
(studioportosabbia/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

亡くなってしまった大切な人を見送ろうと、火葬場に集った多くの人々。しかしその途中で大変な事故が起き、参列者も慌てて逃げだす大惨事になってしまった。


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■火葬場でトラブル発生

7月23日の午後、タイ・チョンブリー県にある火葬場でいきなりトラブルが発生した。

その日、ある故人と「最後のお別れをしよう」と火葬場には何人もの人たちが集結。火葬炉の前に集っていたというが、いきなり炉が作動しなくなったのだという。そこで火葬場のスタッフ2名が炉の中を確認し原因を突き止めようとしたが、その瞬間に炉内から爆音がとどろいた。

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■重傷を負った職員

突然の爆発事故に驚いた参列者たちは、あまりの恐ろしさに震え上がりその場から大慌てで脱出した。

爆発に巻き込まれたスタッフのうち74歳のラットさんは全身に大ヤケドを負い、近くの病院に搬送され治療を受けているが危篤状態が続いている。ラットさんと一緒に作業にあたっていた63歳のワンチャイさんもこの事故で負傷し、両手と胴体にヤケドを負った。

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■火葬炉にはヒビも