10代男の暴走車に妊婦が跳ね飛ばされ… 緊急で取り出された赤ちゃんは死亡
妊娠7ヶ月。出産を心待ちにする一方で仕事にも励んでいた女性が、無謀なレースが原因で起きた事故に巻き込まれた。
■許しがたい事故原因
捜査の結果、事故は10代の男たちによる無謀なレースの最中に起きたことが明らかになった。まず19歳の男が、16歳の少年が運転する車の後部に誤って激突。その衝撃で少年の車は木に衝突し、男の車は縁石を乗り越え休憩中の女性に突っ込んだのだ。
免許も所持していなかった男は酒、または薬物の影響下で運転していた可能性があり、その点についても今後裁かれるとのこと。少年についても免許はなかったとみられ、すでに身柄を確保されているという。
■女性の今
重傷を負い搬送された女性は大学病院に入院しているが、現地メディアは「非常に危険な状態が続いている」と報じている。
家族も、事故を起こした男たちに激怒。さっそくメディアの取材に応じ、「(容疑者らに対し)腹が立ってなりません」「お腹の子を亡くした上に、3人の子がいる身でありながらこんな目に遭わされるだなんて…」と怒りをあらわにしている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)