エレベーターに閉じ込められた母と娘 尿を飲み4日間生き延びる
水さえ飲めない状態で、何日もエレベーターの中に…。想像するだけでも苦しい状況で、高齢の親子が生き抜いた。
■奇跡の生還
エレベーターの中で3晩眠り、4日目を迎えたこの親子。とりわけ高齢の母親が激しい疲労感を訴え始めたこともあり、娘が最後の力をふりしぼりドアの隙間を必死の思いでこじ開けた。そこから大声を張り上げ救いを求め、母と子はようやく救出されたという。
搬送されたふたりのうち、とりわけ母親の脱水症状がひどく極度の疲労を訴えていたとのこと。しかし命に別状はなく、ふたりとも無事に回復し退院を許可された。
■医師のコメント
医師は「尿が体にとり最高に良い飲み物のわけがありません」「しかし緊急時であれば、生きるために尿を飲むという選択肢があってもいいのです」「この母と娘も、尿を飲まなければおそらく亡くなっていたでしょう」と語っている。
気温が上昇する中、食べ物も飲み物もない状態に耐え生き延びたこの母と娘。このすさまじい体験談に、「すごい勇気だ」「自分なら尿を飲まずに死んでいたかも」という声も上がっている。
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（文／しらべぇ編集部・マローン 小原）
