駅に到着した電車の車内照明が一斉消灯 その「田舎あるある」な事情
JR成田線の安食駅に到着した電車内の電灯が消される出来事が起きた。その理由は、田舎特有の事情が関係していた。
2020/07/25 09:20
■「田舎でよくある光景」
安食駅を管轄する、JR東日本千葉支社広報担当者によると、同駅や成田線に限らず、田園地帯周辺では虫が飛んでおり、「明るい建物がないことから、夜になると虫が灯りに集まってきているものです。通常、田舎でよくみられる光景であり、特に大量発生しているわけではありません」と事情を説明。
有人駅では、駅社員による殺虫剤の噴霧やほうきによる清掃で虫対策を行う場合もある。だが、成田線の一部駅が夜間帯、無人駅となることも多く、車掌のみで対応に追われることもあるため、今回のように消灯したり、駅到着時に一部ドアを開閉するなど、車掌判断のもとで対応することもあると話した。
■押しボタン式にしたら? の声も
当該ツイートは20日20時時点で4,000近くのリツイートと、7,000を超えるいいねがつき、拡散された。その状況にエノさんは「人生初のバズりですので、通知が止まらなく正直戸惑っています」と実感していた。
今回の様子に、「新潟でも虫が入ったとかで車両が閉鎖されてました」「五日市線も虫の侵入がひどく、防虫型の蛍光灯使ってました」と、他県で目撃した防虫対策を振り返るツイッターユーザーの声が続出。
一方、「東北の電車のように、押ボタン開閉式ドアにすればいいのに」「LED照明にしたら虫が寄りにくくなりそう」と、提案する声も上がっていた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)