3年続いた勘違い男の壮絶嫌がらせ 警察介入も家族の不安は大きく

一度は逮捕されたものの、短い服役を経て出てきた男。再び舞い戻った男が嫌がらせを再開したことで、またしても当局が介入した。

ストーカー
(stevanovicigor/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

別人が暮らす家と勘違いされ、長い間嫌がらせ行為を受けるはめになったある家族。その行為は誤解が解けたあとも止まず、なおエスカレートする一方だった。


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■嫌がらせの始まり

2017年のこと、シンガポールで暮らすある家族の家を50代の男がたびたび訪問するようになった。

誰なのかも分からない男の執拗な訪問に辟易した家族は、「うちの家は女性が多いぶん心配が尽きない」と悩んだ末に、男の話を聞くことに。その結果、男が対面を望む人物は家族にはいないと判明。

「これで解決した」「もう来ないだろう」と安心した家族だが、その後も男はなぜか執拗に家の前に姿を現し家族を悩ませた。ひどいときには1日のあいだに5回もやってくる男に家族は困り果て、当局に連絡し速やかな介入を求めた。

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■警察の介入

男の行動はその間にもどんどんエスカレートし、家の前に置いてある靴を盗む、性器を丸出しにする、いきなり家の前で自慰行為にふけるなどやりたい放題だったという。

設置してあった監視カメラがその様子をとらえていたこともあり男は身柄を確保され、同年には懲役7週間5日という実刑判決を受け、罰金の支払いも命じられた。

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■終わらなかった嫌がらせ