6歳兄が猛犬から妹を救い90針縫う大怪我 『アベンジャーズ』に勇気を学ぶ
目の前で大型犬に襲われた幼い妹。兄は迷うことなくその間に割って入った。
妹をあらゆる危険から守りたいと思っている兄は大勢いるだろう。だが大型の猛犬が目の前に現れた時にも、それを行動に移せるだろうか。
■大型犬に襲われた兄妹
米国・ワイオミング州のシャイアン市は今、勇敢な6歳の男の子の話題で持ち切りだ。9日、6歳のブリッジャー・ウォーカーくんは、ジャーマンシェパードのミックス(1歳)が4歳の妹に襲い掛かったことに気付き、すぐさま間に割って入った。
しかし妹の前に立ちはだかり必死でその命を救った結果、頭部を踏みつけられたブリッジャーくんは大怪我を負ってしまった。
■痛々しい顔面の傷跡を…
搬送先の病院では、2時間にわたる手術で90針以上縫ったブリッジャーくん。この事故について父ロバート・ウォーカーさんがSNSで明らかにしたところ、話題は瞬く間に拡散してハリウッドの人々の目にも留まった。
ブリッジャーくんはマーベルコミックスの『アベンジャーズ』シリーズの大ファンで、今は“キャプテンアメリカ”のマスクをかぶることで、縫合痕も痛々しい腫れた顔を隠しているというのだ。
■ハリウッドスターら大感動
『アベンジャーズ』シリーズから男らしさ、勇気、正義など多くのものを学んできたというブリッジャーくん。これにはクリス・エバンス、アン・ハサウェイ、ヒュー・ジャックマン、トム・ホーランドほか大勢のハリウッド・スターが感動した。
インスタグラムにおばが特別に解説したアカウントには、ブリッジャーくんに捧げる称賛のコメントや動画がそうしたスターからも多数寄せられ、自宅には記念品も届けられた模様だ。
■「君こそ本物のヒーロー」
ブリッジャーくんのインスタグラムには今、「君こそ本物のヒーローだ」「君のような勇敢なお兄ちゃんがいてくれて、妹さんは本当に幸せ者だ」といた称賛コメントがずらりと並んでいる。
父のロバートさんに、ブリッジャーくんは「誰かが死ぬのを黙って見ているくらいなら、自分が死んだほうがいいと思った」と話したという。この少年のような気高い精神を持つ人ばかりなら、世界はもっと平和なはずだ。
・合わせて読みたい→板野友美、二十歳の自分を懐かしむ 「ギャルでギラギラ」「美人揃い」
(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)