宮迫博之、相方・蛍原徹への思い 「いないとどうしようもないですから」

雨上がり決死隊・宮迫博之にインタビューを実施。YouTubeについてや、相方・蛍原徹への思いなど話を聞いた。

■最初に声をかけていたのはあいつ

宮迫博之

―――4月の終わりに投稿された、視聴者からの質問に答えるという動画の中で、世の中の状況が落ち着いたら、蛍原さんと直接会う約束をするとおっしゃっていました。とりあえず緊急事態宣言は解除されましたが、直接会われましたか?

宮迫:ライブまでの期間が忙しすぎたんで、まだ会えてないのよね。今も連絡はとってるんやけど、まあ近々、スケジュール合わせてって感じになると思います。会ってちゃんと今後どうしていくか話そうかって。


―――ファンとしてはやっぱりお二人が並んだ姿が見たいし、10年くらい前の番組で宮迫さんが「横におかっぱがおらな、そわそわする」というニュアンスのことをおっしゃっていたのを今もとても覚えていて。

宮迫:『ロンドンハーツ』ちゃうかな? ダイヤモンドガールって企画で、女性に声をかけないといけなくて。でも、いざ行ってみたら、声をかけられないのよ。「あれ? 名古屋のテレビでも10年以上街ブラロケやってたのに、なんでやろう?」って思ったんやけど、最初に声をかけてたのあいつやって気づいて。


おかっぱさんが声をかけたあとに、俺がボケたりするのをずっとやってたから、最初の声のかけ方知らんわと思ってびっくりしたのよ。よく考えたら、人見知りやし、そういうのやったことないわって。俺が収録に遅刻したときとかもやし、これまでどれだけあの人が俺のために頭を下げてくれてたんやと思うと、ただただ申し訳ない。


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■完全な赤の他人だけど、身内以上

宮迫博之

―――以前、ある映画のインタビューで「僕はできた人間じゃないので、むしろ僕とコンビを組めるのはあの人しかいない」とおっしゃっていたのも印象的で。お笑いのコンビって、やっぱり独特な関係性なんだなと思いました。

宮迫:なんなんやろうね。導入は友達なんだけど、天然素材のときは普段一ミリも顔見たくなかったり、「こいつがこうしてくれたら…」って腹が立ったりする時期を経て、そこから30年以上一緒やったわけでしょ。


親よりも兄弟よりも、誰よりも一番一緒にいる時間が長いことを考えると、すごいことですけどね。もちろんビジネスパートナーでもあり、家族っていうのは言い方が綺麗すぎるのかもしれないけど、ある意味家族以上の存在でもあるし、いないとどうしようもないですから。完全な赤の他人だけど、身内以上っていう不思議な関係性です。

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