休校でだらけた息子を許せず殺害 完璧主義の母親が逮捕される

こだわりが強く、子供にも完璧を求め続けたある女。その女にとって、生活リズムが崩れた息子は許しがたい存在に…。

母と息子
(ChesiireCat/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化し、今もなお学校に通えない子供たちがいる。休校が原因で生活のリズムが乱れている子供もいるが、このほど事件を起こした母親にとって、それは許しがたいルール違反だった。


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■異常なこだわりと完璧主義

ブラジルで暮らすある女(33)は、夫との結婚破綻を経て離婚。子供を2人育てていたが、大変真面目で几帳面なタイプだったこともあり、周囲からは「完璧な母親」と思われていた。

冷蔵庫の中はいつも整理され、洋服は色ごとに分けて丁寧に収納する。子供たちに対しても支配欲が強く、自分が定めた規則には必ず従うようしつけていたという。

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■息子の生活態度に異変

11歳の息子は温厚で成績も良かったが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で休校が続いたため、生活リズムが一変。夜も寝ずにスマートフォンでゲームをするようになったため、怒り狂った女は物干し用ロープを用いて息子を窒息死させた。

女は息子の死亡を確認すると頭に袋をかぶせ、たまたま留守にしていた隣人宅のガレージに遺体を移動。そこにあった大型段ボール箱の中に遺体を隠し、そのまま放置して帰宅した。

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■女のウソ