忍野さらがミスiDに今挑戦する理由 「自分の全てを曝け出して武器にする」

忍野さらのVR作品が「PICMO VR」にて見放題配信が開始。作品の見どころやエントリーを決めた「ミスiD2021」についても話を聞いた。

■「グラビアは私にとって居場所」

忍野さら

―――後半は作品の内容から離れて、忍野さんの活動についてお話を伺いたくて。個人的に一番大きなトピックとしては「ミスiD2021」にエントリーされたことだと思っているのですが、何かきっかけのようなものがあったのですか?

忍野:私、お芝居の仕事がしたくて。1年前くらいから何本か作品にも出させていただく中で、「もっとここで仕事がしたい」と思うようになったんですけど、自分には覚悟が足りていないというのか、もっと腹をくくりたいと思ったんですよね。


グラビアは、私にとって居場所なんです。4年間主にグラビアの仕事をしてきたので、現場に行っても知ってる方が多かったり、全部完璧にできるわけじゃないけど、安心感があるから、ここにいたいって思っちゃう。悪く言ったら、グラビアに甘えちゃってるんです。それは夢を追いかけるという部分では、ちょっと違うのかなと思って。


―――グラビアのお仕事に一区切りつけるような意味合いもあったということでしょうか?

忍野:グラビアを卒業するわけではなくて、もうちょっと自分に厳しく、夢を本気で追いかけるために腹をくくれるきっかけが欲しいという思いはありましたね。今まで「自分をよく見せなきゃ」って気持ちが強かったんです、グラビアアイドルとして。


でも、お芝居のお仕事を始めたときに、ここは自分を肯定できる場だなと思ったというか、ここだったら自分のダメなところも曝け出して、引き出しとして使えると思いました。


忘れたいような過去を思い出すことは辛かったりもするけど、それも武器になる特殊な世界だなって。お芝居をなんでしたいのかの理由は、そこにあると思います。


「ミスiD」もそんな感じだなと思ったんです。自分の全てを曝け出して、それを武器にするところに同じようなものを感じて、すぐに受けることを決めました。本当に突発的な感じで、「あっこれだ」と思って事務所に連絡したのも最終日でした。


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■「ミスiD2021」に今挑戦する理由

忍野さら

―――グラビアアイドルとしてこれまでに多くの雑誌の表紙を飾ったり、写真集をリリースしたりしている忍野さんが今、「ミスiD」に挑戦するということに驚いた方も多いと思うのですが、エントリーしたことを発表するときのお気持ちはどのようなものでしたか?

忍野:少し怖かったですね。「ミスiD」は芸能活動をしてない方がたくさん出られるオーディションなので、4年活動してきた私が「ミスiD出ます」と言って応援してもらえるのかな、どんな風に見えるのかなって。でも、みなさん応援してくれて、すごくホッとしています。


「ミスiD」の「夢見る頃を、過ぎても」ってキャッチコピーにも惹かれていて。私は25歳になったばかりなのですが、この歳になって初めて女性としての節目を感じたというか、体質や肌質、そういう変化を感じるようになりました。今挑戦しなかったら、私はこれから先、いろんなことを諦める人生を送るのかなって思ったことも参加を決めた理由ですね。


―――では最後に、直近で実現したいことを教えていただけますか?

忍野:ツイッターのフォロワーが10万人に到達してくれたら嬉しいです! 外出自粛期間中に何かをしたいと思って、ひたすらSNSでエゴサをして「よっ」って声をかける当たり屋活動をしたり、おはようを連呼してみたり、めちゃくちゃ更新しているのでぜひお願いします(笑)。あとYouTubeのチャンネルを開設したのでチャンネル登録してくれると嬉しいです。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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