レジ袋有料化が東京駅内で混乱招く? ネットではブーイングの声

7月1日から開始されたレジ袋の有料化。駅や空港、高速道路のサービスエリアなど、土産店でも有料化の波が及んでおり、ネット上で話題になっている。

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コンビニやスーパーなどで全国的に始まったプラスチック製レジ袋の有料化。7月1日の開始から約1週間が過ぎ、ネットでは「エコバッグ持ってた方が得」「2、3円くらいなら、ま、いいか」など様々な意見が飛び交っている。

そんな中、駅や空港、高速道路のサービスエリアなど、土産店におけるレジ袋有料化が痛手だという声がネットに散見されている。


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■東京駅の様子

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東京駅の改札内外には大小様々な土産店、駅弁専門店、テイクアウト専門の惣菜店、デリカなどが並んでいる。各店舗には手土産を買い求める利用客が平日でも多く見られるが、この場所でもレジ袋有料化が開始されており、ちょっとした動揺を生んでいるようだ。

新幹線の改札手前にある駅弁などを取り扱う店では、東京駅の赤レンガをイメージしたパウンドケーキが人気を集めていた。

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■紙袋のため無料!

このパウンドケーキ、1個1,300円と平均的な価格であり、東京土産に購入する人も見られていたが、スタッフに聞くと「小分け用」の袋を無料配布しているという。

「小分け袋として手さげの小さい紙袋をご用意しており、以前通り無料でお渡ししています」という説明があり、複数購入すると大きい紙袋に商品と小分け用の紙袋を入れてくれる。

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■こっちは有料…!

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一方、そのお店から徒歩2分ほどの場所にある駅ナカコンビニ「NewDays」へ。店頭には、定番のスイーツ「東京ばな奈 見ぃつけたっ」や、大変渋いパッケージでおなじみのバームクーヘン「皇居の杜」などが並んでいた。

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駅ナカコンビニとあって、他店が営業終了している遅い時間帯でも営業しているのが強みで、新幹線に向かう道すがら慌てて手土産を買うサラリーマンの姿が散見されていた。

しかし、こちらは棚の真上に「レジ袋有料」と明記があり、小分け袋が有料のよう。店舗によって、商品によって有料、無料変わるのはちょっとわかりづらいかもしれない。

逆に、数円程度の話ではあるが過去何枚でも小分け袋をつけてくれていたことを考えると、その頃がありがたく感じる。


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「そこそこの量を買ったら…」

土産店における「小分け袋」の有料化について、ネットでは「これからはもらえないんだな…」「これはちょっと不便」「そこそこの量を買ったら大変な事になりそう」「お土産小分け用の袋まで有料化されてしまったのつらい」と、ブーイングの声とともに残念がるユーザーが多く見られている。

一方で、「今までに感謝っ!!」「今まで必要以上に付けてくれてた…」とこれまでの対応が素晴らし過ぎたのだと捉えるユーザーの声もあった。

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(取材・文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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