家族の目の前で女性がジェットコースターから転落死 我が子の誕生日祝いが…
スリル満点の遊園地の乗り物は、シートベルトや安全バーの装着を本人も係員もしっかりと確認することが大切だ。
大変な浮力や遠心力が働くほどに恐怖とスリルが増すジェットコースター。どの遊園地でも一番人気だったりするが、事故が起きればほとんどのケースで命にかかわってくる。またひとつ、ジェットコースターにおける死亡事故の話題が飛びこんできた。
■走行中に女性が転落
フランスで今月4日の午後1時45分頃、年間38万人が訪れるオワーズ県の人気の遊園地で、来園者が走行中の乗り物から転落し、死亡する事故が発生した。
事故が起きたのは、オワーズ県ボーヴェ近郊にある「パルク・サン・ポール(Parc Saint Paul)」。走行中のジェットコースター「フォーミュラ1」から32歳の女性が転落し、全身を強打して死亡した。
■子供の誕生日で親族も
ロックダウン(都市封鎖)が解除となったことで、同遊園地は6月6日に営業を再開していた。女性は夫、姉、母親とともに我が子の2歳の誕生日を祝いたいと来園しており、ジェットコースターには夫と一緒に乗っていた。
園長が記者会見を開き、「女性は救急救命士による心肺蘇生措置に反応せず、即死の状態だった。他に負傷者はいない」「ご遺族に対し、しっかりとした保障を考えている」などと発表している。