花火に手を吹き飛ばされた少年 「事故は誰にでも起こりうる」と家族が警鐘
今も心に傷を抱えてはいるものの、前向きに暮らしている少年。支える家族も、「大きな目標を叶えよう」と必死に頑張っている。
隣人による無鉄砲な行動が原因で、人生を狂わされたある少年。何度も手術を受けるはめになったものの前向きに頑張っているが、今もトラウマは癒えていないという。
■悪夢のような誕生日
米国・カリフォルニア州で暮らすある男の子が、昨年夏に10歳の誕生日を迎え楽しく過ごしていた。そのとき少年は隣人たちが花火を持っていたため眺めていたというが、それに気づいた男が火のついた花火を少年に向けて投げつけた。
これに驚き慌てた少年は両手で受け止めたが、花火は次の瞬間に爆発。付近に停めてあった複数の車から警報が鳴り響くほどの衝撃だったといい、これにより少年はひどいケガを負った。
■少年が負った傷
この事故で少年は左手を失い、右手の指も何本か吹き飛ばされてしまった。
またヤケドも負った少年は、「わずか1年のあいだに5回も手術を受けねばならなかった」とのこと。花火を投げたとされる現在28歳の隣人については、有罪判決を受け現在も服役中だ。