捨てられた未練で妊娠中の元恋人をめった刺し 母子ともに死亡させた男を逮捕

妊娠していた恋人との破局で動揺か…。自宅に侵入した男が、女性をめった刺しにして殺害した。

■家に侵入し惨殺

2019年夏に、男は女性宅に侵入。眠っていた女性を21回にわたりめった刺しにして殺害し、その場を後にした。

通報を受けた警察が現場に向かったが、女性はすでに手遅れの状態。せめて赤ちゃんを救うため、女性の体内から出して集中治療室に搬送したものの、赤ちゃんも4日後に死亡した。

男は赤ちゃんが亡くなる前に病院に行き、“愛する人を亡くした被害者”を演じたが、「女性が亡くなった」と聞いた際には理由さえ聞かなかったという。


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■裁判の行方

男は女性を惨殺した後も普段と変わらぬ様子で、警察に事情を聴かれても「事件があった日は寝ていました」と説明したが、スマートフォンの提示を渋るなど怪しい点が多かった。

そして結局は嘘をつき通せなくなり、「赤ちゃんが死ぬとは思わなかった」と話し始めて犯行を認めたという。

男には鬱や自閉症スペクトラム障害などがあるといい、「なぜあんなことをしたのか自分にも分からない」と主張。裁判の行方に注目が集まる中で、「この男には重い罰を」という声が上がっている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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