素人が打ち上げた花火が窓を割って民家に 3歳児が頭と腕に大怪我
深夜、酔った勢いで派手に何かを祝いたい時に「花火を打ち上げよう」と考える人がいるようだ。だが、それには危険が伴い…。
■素人による危険な打ち上げ
毎年、独立記念日の直前には違法に花火を販売する業者が現れるが、今年はそれが早くから目立っていた。購入者は「ロックダウンを無事乗り切ったことを祝うため」などと口にするという。
窓が砕け散ったほか、男児の姉が大切にしていたクマのぬいぐるみが焼けるなど、花火が直撃したアパートの一室は惨憺たる状況だった。
ニューヨーク市警が現在その花火に関与した人物の特定を急いでいるが、違法な販売業者と消費者をいくら摘発しても、いたちごっこの状況が続いているという。
■花火は発砲音に似ている
アメリカで販売される「花火」のほとんどが、威力あふれる打ち上げ型だ。素人が安易に設置した花火が誤った方向に飛ぶことほど、恐ろしいものはない。
さらに、銃社会のアメリカでは、花火の破裂音は犯罪を想像させる音でもある。夜空をカラフルに飾る花火は大変華やかだが、その大きな音に恐怖と不安を感じる人は少なくない。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)