「愛を証明したかった」と元恋人を殺害した男 共犯の新恋人と一緒に逮捕へ

元恋人を殺すことで、新恋人への愛情を証明したい。そんな歪んだ殺意に駆り立てられた男が、元恋人を惨殺し逮捕された。

■惨殺された元恋人

しばらくすると、男は事前に用意してあったナイフを取り出し、元恋人の首を狙って何度も突き刺した。

元恋人は、傷口から出血しながらもその場から逃げ出し、友人に電話をかけ「助けて!」「首を切られたの、あいつらに殺されそう」と訴えた。ところが友人は「酒に酔って冗談を言っている」と取り合わず、通報することはなかった。

元恋人は激痛に耐えながら森の中で隠れていたが、やがて見つけられ、胸元を殴られた上に首を踏みつけられるなどして窒息死した。


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■発見された遺体

女性が死亡したことを確認するなり、男と女は遺体を隠し通報。「一緒にいたのにいなくなった」などと警察に話したため捜索活動が始まり、ふたりは捜索に協力するふりをして疑われないよう工夫した。

しかし遺体は想像以上に簡単に発見され、3人の人間関係や状況を総合的に判断した警察はふたりの身柄を確保した。ふたりは取り調べに応じ、殺害を認めているとのこと。今後開かれる裁判で有罪判決が下された場合、最長15年の実刑判決を言い渡される可能性があるという。

理不尽かつむごたらしい殺し方をしても15年の実刑で済む可能性があることに、多くの人が驚いている。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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