亡夫の臓器で助かった男性に再びの危機 「今度は私が救う」と未亡人も臓器提供

かつて夫の臓器で助かった男性が、再び臓器移植が必要な状態に。それを知った未亡人は、迷うことなく救いの手を差し伸べた。

■未亡人の申し出

テリーさんは、「再び窮地に陥ったジェフを今度は自分が救おう」と決意。迷うことなく「私の腎臓があるわよ」と提供を申し出たが、ジェフさんはこれをジョークだと思い聞き流した。

それでも「少しでも早く提供者を見つけなければ」と考えたジェフさんは、SNSを更新。新しい腎臓が必要になったこと、またそのためには臓器提供者を探さなくてはならないことを知人・友人らに伝えたが、その投稿を見た中でもテリーさんは「私の腎臓をあげる」と譲らなかった。

そこでジェフさんはテリーさん、そして自身の妻パムさんにも検査を受けてもらい、「双方とも移植可能」という驚きの結果を得た。


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■臓器提供に託す思い

悩んだジェフさんは、「妻には術後に世話をしてもらう必要がある」と考え、テリーさんの腎臓を提供してもらうことに。テリーさんは手術を受け、亡き夫が救ったジェフさんを再び助けることができた。

テリーさんは臓器提供について「病気で苦しむ人だけでなく、その人の家族をも救う行為です」とコメント。提供した腎臓は、これから10年~14年はジェフさんの体内でしっかりと働き続けることができる状態だといい、関係者全員が喜んでいるという。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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