15分の留守番中に起きた惨事 マンション29階から4歳児が転落し重傷
ほんの短い時間なら、ひとりでも安全に留守番できるはず。そんな大人の過信が、大事故につながった。
何にでも興味を示し、思いついたことを実行してしまう幼い子供たち。あるマンションで留守番をしていた男の子も、遊び感覚でとんでもなく危険な行動に出てしまった。
■留守番していた幼児
中国・江蘇省常州市で暮らすヤン・ヤン君は、もうすぐ4歳。
両親は仕事で忙しいため、6月8日も普段通り祖母がマンションで世話をしていたという。しかし途中で用事ができた祖母は、15分間ほど外出することに。ヤン・ヤン君には「テレビを見ながら待っていてね」と伝え、マンション29階の部屋にひとり残したという。
■29階から転落
注意する人がいない環境に取り残されたヤン・ヤン君は、台所の棚によじ登って窓の外に身を乗り出し、そのままバランスを崩し転落。90メートル以上も落下し大ケガを負った。
倒れているヤン・ヤン君を見つけたのは祖母で、大慌てで状態を確認すると重傷は負っていたものの息はしていたという。