「付き合わないなら醜くなれ」 復縁断る元恋人に酸を浴びせた男が逮捕

元恋人に対する未練を断ち切れなかった男が、あまりにも卑劣な罪を犯して逮捕された。

拒絶
(Prostock-Studio/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

元恋人にいきなり会いに行った男子大学生が、事前に用意していた酸を女性に浴びせて大ケガを負わせた。あまりにも身勝手な犯行動機に、多くの人が驚き怒りの声を上げている。


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■恋人との別れ

タイ・ソンクラー県で暮らすある男子大学生(18)には、大好きな女性(20)がいた。

女性も好意を示したことからしばらく交際していたというが、関係はしだいに冷え、約1ヶ月前に破局。女性はすぐに立ち直ったものの男はあきらめきれず、次第に「再び付き合いたい」「それが無理なら彼女の容姿をめちゃくちゃにしてやりたい」と、歪んだ感情に支配されるようになった。

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■事前に準備したもの

彼女とどうしても再び交際したい。そう強く願うようになった男は関係の修復を提案しようと決意したが、一方で断られた場合を想定した。そしてインターネットで酸を購入し、「もしも拒絶された場合は、これを浴びせて醜い姿にしてやろう」と考えた。

男は入手した酸だけではなく偽の銃も手にすると、午後10時半を回っていたにもかかわらず女性が働く職場に向かい、久しぶりに会った女性に「頼む、やりなおそう」と懇願。女性が同意することに期待した。

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■凶行に及んだ男