「微課金857万円」がトレンド入り まさかの勘違いに驚愕の声相次ぐ
ツイッターで「微課金857万円」がトレンド入り。実際には「微課金」ではなく…
20日、ツイッターで「微課金857万円」がトレンド入り。微課金とは言えないような額に驚きの声が相次ぐ中、実際には勘違いであることが話題となっている。
■実際は”課徴金”857万円
事の発端となったニュースは19日の夕方に報道された、「花粉を水に変えるマスク」を販売する企業に対し、消費者庁が課徴金857万円の支払いを命じたというもの。
はじめは課徴金857万円がトレンド入り。内容は「微課金に見えた」といった投稿が多かったが、それが伝言ゲームのように少しずつ変化して伝わった結果、微課金857万円と勘違いする人が続出した。
スマホゲームなどでは有料アイテムなどを購入しない無課金、少しだけ購入する微課金、かなりお金を使う重課金、のめり込んでしまう廃課金といったユーザーの分類があるのだ。
■「誰かが課金したのかと思った…」
微課金857万円というトレンドを見たネット民は「誰かが857万円課金したのかと思った…」「857万円は微課金なのか問題」といった投稿が寄せられた。
また、「間違えてもしょうがない気がする…」「課徴金が微課金に見えちゃうの毒されてるな…」とトレンドのカラクリに気づいた人も。
■勘違いの元となった報道は…
元のニュースは「花粉を水に変えるマスクに『装着時に商品に含まれるハイドロ銀チタンによってマスクに付着した花粉やハウスダストなどといったアレルギーや悪臭の原因となる物質を分解して水にする』といった表示がされていた。
消費者庁は商品に表示された効果に対し、合理的な根拠がないことから不当景品類及び不当表示防止法で禁止する行為に該当するとして課徴金支払いを命じた」というもの。
アレルギーや悪臭の原因となる物質を分解して水にするマスクが本当にあればどれだけよかっただろうか…。元々のニュースも興味深いが、勘違いから全く関係のない単語が一気に拡散されていくSNSの面白さを感じることができる事例だった。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)