眠い時に目をこする理由は… 科学的に有効とチコちゃんが証明
『チコちゃんに叱られる』で眠い時に目をこすってしまう理由を解説。科学的にも効果があると証明されていた。
19日に放送された『チコちゃんに叱られる!!』(NHK)で扱われたテーマのひとつ「なんで眠くなると目をこするの」に注目が集まっている。眠くなると目をこすってしまう人も多い。何も考えずに目を触ってしまうが、実は科学的にも効果がある行動だという。
現在は新型コロナウイルスが広がっているため、目をこするのは控えようと注意をしながら解説をはじめた。
■「スイッチがあるから」
チコちゃんの気になる回答は「全身を目覚めさせるスイッチがそこにあるから」という。目をこすることで押されるスイッチとはどういうことだろうか。
まぶたの先端には、ミュラー筋という筋肉があり、そこを刺激すると脳が刺激され、交感神経が緊張することで心拍数上昇することで結果的に筋肉が覚醒するのだという。
番組では検証のために全身をサーモグラフィーで温度を図る実験を開始。結果的に目をこすることで手先の体温が上昇した。感染症が流行しているシーズンにどうしても目をこすりたいときは手を洗ってからにしたい。
■目をこする以外にも…
眠気をなくす方法として行ってしまう「目をこする」という行為だが、チコちゃんは他の方法も紹介。「目を上向きにする」「歯を食いしばる」と眠気に効くと紹介。
反対に目線を下向きにするとリラックス状態になるという。書店で本を見ているとトイレに行きたくなるのはこういった現象が関係しているのだという。