あっと驚く飛沫防止パネルが話題 「クスッと笑えるソーシャルディスタンスを」

町工場が画期的製品を開発した訳とは。その社長の想いとは…。

■コスプレイヤー社員が画期的提案

現役のコスプレイヤーでもあり、営業も事務もこなす、社員の桃井氏だ。

コスプレ
(写真提供:匠工芸)

桃井氏は、漫画好きでもあるために、「良く漫画で使われている、集中線をパネルに入れてみたらどうか」と提案。桃井氏について社長は、「彼女は営業先で、好きなことを仕事にしている想いを伝えられる」と絶賛。

桃井氏の提案に対して、「それは、面白い」ということになり、さっそく16日にそのパネルを完成させた。


それが今SNS上で、大きな反響を呼んでいる。


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■夢を叶えた社長

社長は、現在42歳で30歳のときに会社を起業。小さいころから、『ドラゴンクエスト』や『ファイナルファンタジー』が大好きで、いつかそこに出てくるような製品を作ってみたいと思っていたそうだ。高校卒業後、プラスチック工場や看板屋で修行を積んだ。

常日頃から、「製造業をワクワクするものに、また職人が誇りを持てる職業にしたい」と想いながら、仕事に取り組んでいるが、コロナ禍で窮屈になってしまった世の中を憂いている。


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■世の中にワクワク感を

「家庭や学級に、集中線パーテーションが一台あれば、クスッと笑える瞬間が訪れるはず。そのために、1台から通信販売できるようにした」と話す。「これをキッカケにソーシャルディスタンスを苦しむのではなく、なにか楽しみを持って行えるようになってくれれば」と語った。

また、「今後も、世の中にワクワク感を伝えられる製品を作り続けたい」と熱く語った。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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