3人に1人が「自分の仕事に印鑑必要」 疑問持ちながら押している人も
会社では、印鑑が頻繁に使用されている。コロナ禍であろうと、はんこを押すために出勤した人もいるほどだ。
■出勤簿に印鑑
印鑑を押すことに、疑問を持っている人もいる。
「うちの会社は、出勤簿に印鑑を押す文化がいまだに残っている。途中でタイムカードが導入されたけれど、それでも印鑑も押さないと総務から注意されるから意味がわからない」(40代・男性)
「社内で回す書類はシャチハタ印でも構わないのだけれど、それならまだ署名のほうが意味もある気がする。とにかく、昔からやっているから続けている感じなのだろうな」(20代・男性)
■印鑑の今後は
印鑑は、今後もしばらくはなくならないと考える人も。
「新型コロナウイルスで自粛と言われていた頃に、印鑑を押すために出勤している男性のニュースが話題になった。これが笑い話でなく本当のことだから、しばらく印鑑はなくならなそう」(40代・女性)
印鑑をなくす企業も、徐々に増えている。
「IT企業が印鑑を廃止するとのニュースもあったので、この流れが徐々に広がる気がする。うちの会社が取り入れるのは、ずっと先だろうけど」(30代・男性)
新しい生活様式が求められる中で、印鑑のあり方もさらに議論になりそうだ。
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(取材・文/しらべぇ編集部・ニャック)
対象:全国10代~60代有職者の男女827名(有効回答数)