東京アラートが解除の方針 「ステップ3」で何が変わるか東京都に聞いた

事業者への休業要請が「ステップ3」へ移行の方針だが、一体に何が変わるのだろうか…

2020/06/11 18:00

小池百合子

6月11日、東京都は新型コロナウイルスの感染拡大の警戒を呼びかける「東京アラート」を解除する方針を固めた。


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■休業要請「ステップ3」へ

11日の都内の新規感染者は22人と、5日ぶりに20人を超えたが、東京都が判断の基準としている1週間平均の新規感染者数は、目安の20人を下回っている。

これにより、12日午前0時から事業者への休業要請の緩和について、現在の「ステップ2」から「ステップ3」へ移行する構えだ。この「ステップ3」とは一体どんな内容なのか、東京都に聞いた。

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■夜12時までの営業が可能

「ステップ2」との大きな違いは、居酒屋、料理店、喫茶店などの営業時間が朝5時~夜12時(宅配は除く)となること。

今まで休業要請の対象であったカラオケ、ネットカフェ、漫画喫茶、射的場、場外馬券場など遊興施設や、マージャン店、パチンコ屋、ゲームセンター、テーマパーク、遊園地などの遊技施設も休業要請が緩和される(飲食・酒類の提供は朝5時~夜12時まで)。

しかし、接待を伴うバー、スナック、パブや、キャバレー、ナイトクラブ、性風俗店、ライブハウスについては、引き続き休業要請の対象となる。


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■「ステップ3」以降は?

事業者への休業要請等の緩和措置は、12日午前0時から予定されている「ステップ3」までしか記載されていない。

それ以降の緩和措置について東京都に聞いてみると、「11日の夜に行われる会議で、次の段階について議論されると思いますが、現段階では決まっておりません。今後の状況にもよりますが、適切な感染予防策を講じた上で、全ての施設において緩和を予定しています。」との回答だった。

詳細については、11日夜に行われる新型コロナウイルスの対策本部会議終了後に、小池百合子都知事から発表がある予定だ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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