イケメン前熊本県副知事の小野泰輔氏、東京都知事選に出馬 維新が推薦

わかりにくい「東京アラート」を批判し、東京五輪は2024年開催を訴えた。

2020/06/10 12:00

小野泰輔

任期満了に伴う7月5日投開票の東京都知事選に立候補を表明している前・熊本県副知事の小野泰輔氏が9日、都庁で記者会見し、7日に日本維新の会代表の松井一郎大阪市長と会談し、同党の推薦を受けたことを明らかにした。


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■参院議員も同席

東京維新の会

記者会見には、東京維新の会(日本維新の会東京総支部)代表の柳ヶ瀬裕文参院議員と音喜多駿参院議員という元都議2人も同席し、打倒小池都政への気勢をあげた。

会場には維新の会作成の「小池都政の公約検証〜7つのゼロ〜」が配られ、小池知事が四年前に掲げた7つのゼロ政策がどうなったかを検証されていた。

東京維新の会

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■ポストコロナ社会示したい

小野氏は東大法学部・卒業後に民間で務めた後に衆議院秘書になり、2008年4月に蒲島郁夫県知事のもとで熊本県政参与に就き、2012年6月には副知事に就任。6月上旬に出馬するため職を辞した。一部メディアでは「行政経験豊富なイケメン」と評されている。

現職で知名度・人気ともに高く、既存野党から対抗馬が現れない状況について、「(都知事選は)無風状態で現職が決まるのではないかと見ていた」という小野氏。

しかし、新型コロナウイルスが脅威となる現状で、「危機対応を理由に論争が進まないのではいけない。コロナウイルスが世界で蔓延する中で社会はどう変容しなければならないのか。その議論がなされないまま、また4年が続くことに疑問を持った。ポストコロナ社会を示したい」と述べた。

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