石野卓球、SONYにガチギレしたワケ 「困らせたいだけだろ」「北朝鮮!」

石野卓球が6日、ツイッターを投稿。旧譜の権利問題が未だ解決しないことについて、「おいSONYよ。さっさと俺や前科者と作った曲を解放しろよ」と抗議の声を上げている。

石野卓球

テクノユニット「電気グルーヴ」の石野卓球が6日、ツイッターを投稿。旧譜の権利問題が未だ解決しないことについて、「おいSONYよ。さっさと俺や前科者と作った曲を解放しろよ」と抗議の声を上げ、ネット上で大きな反響を呼んでいる。


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■瀧逮捕からこれまで

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2019年3月、メンバーのピエール瀧が麻薬取締法違反で逮捕されたことを受け、所属事務所ソニー・ミュージックアーティスツは瀧との契約を解除。6月には石野の契約も終了し、11月、2人は新マネジメント会社「macht inc.」に移籍していた。

ただそれまでリリースされたきた楽曲は、レーベルがソニー系列の「キューンミュージック」だったため、原盤権はソニーグループに残ったままという複雑な状態に。

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■権利問題が顕在化?

同年4月16日のツイートで石野は「僕がレーベルを離れると今後電気グルーヴの音源を再リリースする場合に僕は一切タッチ出来なくなってしまいます」という問題点を明かしていた。

現在、キューンミュージック公式HPには電気グルーヴの名前が掲載されていない上、2020年2月14日に発売となったインタビュー集『電気グルーヴのサウンド&レコーディング PRODUCTION INTERVIEWS 1992-2019』(リットーミュージック)では、前述の権利問題が顕在化したのか、旧譜アルバム写真が掲載されないという事態になっていた。

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■「困らせたいだけだろ?」

そんな経緯を経て今回のツイートに。

石野は、「もはや瀧を困らせたいだけだろ?」と声を上げつつ、「言っとくけど、電気グルーヴの音楽が聴けなくなったのは瀧がコカインで捕まったからだけど、未だにSONYから電気グルーヴの音源が聴けないのはSONYの謎の判断だからな」と全貌を明かした。

さらに「謎の連帯責任ってさ著作権者とその音楽を楽しむ人にもかせてくんじゃん?SONYがさ。人の人生のBGM規制してんじゃねえよ。北朝鮮かよ?」と、胸の内をストレートに吐露している。


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■ネットでは理解の声

ネットでは、「自分の作品がこういう大きな組織に権利を奪われるのは、子供を奪われた様なもの」「原盤権握られてると、アーチスト側で楽曲自由にできないから困りますよね」「悪いのは本人かもしれんけど音楽に罪は無い」と石野の訴えに同調するコメントが続々。

また、「はやくいろんなとこで電気の曲聴けるようになることを願っています」「楽曲の仮釈はまだなのかしら」「早く卓球さんと前科者のグループの曲聴きたい」と切望する声も散見されている。

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(文/しらべぇ編集部・キモカメコ 佐藤

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