赤く灯ったレインボーブリッジに北九州市民「ずっとアラート発令中だぞ」
東京アラートが発令され、赤く点灯したレインボーブリッジ。一方、北九州市には元から赤い橋があった。
2020/06/04 19:20
2日、新型コロナウイルスの新規感染者数が増加していることを踏まえ、発令された東京アラート。
都民に注意を呼び掛けるため、東京・お台場のレインボーブリッジは赤く点灯された。だが、ネット上で、主に福岡・北九州市民と見られるネットユーザーから「北九州はずっとアラート発令中だぞ」と謎の反応が続出している。
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■全長627メートルの真紅の橋
北九州市には若戸大橋と呼ばれる、真紅色の橋があるためだ。同市戸畑区と若松区をつなぐ、全長627メートルの吊り橋で、夜にはライトアップされ街を雅に照らす。
周囲には、歴史的建造物の旧古河鉱業若松ビルといった観光施設があり、レトロな雰囲気とポップな赤を一枚の写真に収め、風景を楽しむことができる。
■若戸大橋への観光は…
福岡県に発令されていた緊急事態宣言は5月14日に解除されたが、同県では、政府の方針に従い、県外からの観光客の呼び込みは控える状態が続いている。
北九州市観光課も、この方針に従っているとしつつ、県内から若戸大橋への観光については「若戸大橋の途中で止まることはできず、周辺に駐車場もないので、商業施設と違い、どこからどれくらいの人が観光目的で来ているのか、把握する術がありません」と述べるにとどめた。
■似ていると思った人も
若戸大橋は普段から赤いため、レインボーブリッジが赤く点灯されたという現象に、北九州市民と思われるネットユーザーから「レインボーブリッジ(若戸大橋)」「もしかして、ずっとアラートだった…?」と、ボケる声が相次いでいる。
一方で、「ニュースで真っ赤になったレインボーブリッジが映ってて、一瞬、若戸大橋かと思った」「赤く染まったレインボーブリッジ、すごく見慣れてる感あると思ったら若戸大橋じゃん」と、似ていると感じた人もいた。
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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部)