兄が妹をハンマーで…　タブレットの奪い合いが原因で起きた家庭内殺人

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■発見された遺体

「娘がいなくなった」と慌てた両親はすぐに家を出て探しまわり、兄もそれに加わり失踪した妹を探す悲劇の兄をしばらく演じた。

その後に遺体が発見されたため、両親がすぐに通報。駆け付けた警官隊が兄の服と靴にのこっていた血痕、凶器となったハンマーを自宅で押収し、少年を容疑者として署に連行した。

妹の遺体はひどい状態で、救急隊員が遺体を抱き上げた瞬間に頭蓋骨の一部が地面に落下。騒ぎに驚き様子を見ていた近所の人たちも、遺体の状態がひどいことに大変なショックを受けたという。

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■兄の今後

署に連れて行かれた兄は「妹を殺したのは僕です」と認め、殺害理由については「だってムカついたんだもん」などと話している。

今後有罪と判断された場合、長ければ15年にわたって収監されることになるこの少年。タブレットを邪魔されることなく好きなだけ使って遊びたい。それだけの理由で妹を憎み殺害に及んだ少年は、これから長い時間をかけて更生を目指すことになりそうだ。