ビートたけし、ネットの誹謗中傷対策を明かす 「褒めてあっても絶対見ない」
ビートたけしが『Nキャス』でネットでの誹謗中傷対策を明かした。
30日に放送されたTBS系情報番組『新・情報7daysニュースキャスター』にビートたけしがモニター越しに出演。23日に亡くなったことが報道された女子プロレスラー・木村花さん。誹謗中傷が原因で亡くなったとされることに触れつつ、たけし流の対策を語った。
■悪口は誰でも傷つく
著述家の湯山玲子氏に「悪口言われると年齢とか性別関係なくつらい気持ちになりますよね」と語りかける安住紳一郎アナ。
湯山氏は、「いわれのない悪口って気にしてないって言っている人でも、自尊心を傷つけていく」と悪口言われても平気という人でもダメージは負っているはずと話した。
続けて、「早く法整備を整えて欲しいと思いますね。人間って社会的な生き物なので、そこで抹殺されてしまうと生きていけませんよね。犯罪だという意識を持ってしかるべきだと思いけどね」と訴えかけた。
■たけし流「SNSは見ない」
安住アナから「やっぱり芸人さんでもそういった悪口は傷つきますよね」と話を振られたたけしは、「絶対にそういうものは見ないようにしている。SNSなんて絶対見ない」と重ねて主張。
さらに「褒めてあっても見ない」とも語っており、ネットで起こる自身の話題については触れないようにしているようだ。
■見ないようにするのは難しい
たけしは、SNSを自身の話題をネットで確認しないようにしていると話したが、誰しもがそうした行動をできるわけではない。特に若手の芸能人はSNSを駆使してファンとコミュニケーションを取ったり、PR活動を行っている。
自身のことが話題となっているだけであれば、検索を行わないことで解決できるかもしれないが、最近では多くの芸能人が個人のアカウントを持っており、リプライやDMなど本人が絶対に見えるように行う人も後を絶たない。
情報開示の簡易化などが叫ばれるようになったが、言論の自由などを理由に反対する声も多い。今後法整備などがされるのか注目が集まっている。
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(文/しらべぇ編集部・Aomi)