育児ノイローゼによる凶行か? 母親が6歳の娘を道端で捨て恋人と逃走
幼い娘を車で連れ出し、交通量の多い通りに置き去りにした母親。しかし、彼女に罪悪感はなかったようだ。
娘から離れたい。そう考えた母親がまだ小さな娘を捨てようと考え、恋人と実行に移した。極めて危険な場所に子供を放置し逃げた母親に対し、多くの人が怒りの声を上げている。
■娘を捨てる決意
5月18日のこと、米国・ニューヨークで暮らす29歳の母親が、6歳の娘と恋人と共に車で外出した。
このときハンドルを握っていた母親は、交差点で停車するなり運転手席側の窓を開け、娘の衣服などを詰め込んだ白いゴミ袋と黒いエコバッグを投げ捨てた。女の子は母親の突然の行動にショックを受けて号泣しながらも、袋を拾うために車から飛び出したという。
■置き去りにされた娘
この直後、母親の恋人は女の子の父親に電話をかけ暴言を連発。
「お前の娘を迎えに来たほうがいいぞ、ガキのくせに性悪女みたいに泣きわめいてやがる」「通りにいるぜ、ここじゃ寝る場所もねえだろう」というボイスメッセージを残し、車を急発進させ、女の子を置き去りにしてその場から逃げ去った。
女の子はたまたま親切な人物に保護され、当局に引き渡されたという。そして「ママたちは車でどこかに行っちゃった」と話したことからすぐに捜査が始まり、母親と恋人はわずか数時間後に逮捕された。