「息子の治療費が足りません」 寄付を募った母親に詐欺疑惑

「子供がひどいアレルギー反応を起こしました」と叫び、病院に駆け込んだある女。その怪しい過去に、当局も困惑している。

■怪しすぎる過去

死因に不審な点があるとして、当局は女の過去について調査を開始。すると、養女に迎えたとみられる女児を「食物アレルギーで苦しんでいる」という理由で病院に連れて行ったこと、またその女児がそのまま死亡していたことが明らかになった。

これらの事実や女が寄付金を募った件も総合的に考慮し、警察は殺人未遂、詐欺などの容疑で女の逮捕に踏み切った。

今は「まず実母であることを証明するためDNA検査を…」と警察が勧めているが、女はそれを頑なに拒否。過去に4回も改名した事実も判明し、「あまりにも怪しい」という声が多く上がった。


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■男の子の現在

男の子の体調は安定しているといい、退院から6ヶ月間は当局が責任をもって世話をすることが決まっている。ちなみに女の父親だけは女を信じ、「娘の子は確かに私の実の孫だ」「娘が子供に毒を盛る理由などない」と警察に話しているという。

しかし女が出産前に病院に通った記録は存在せず、本人もDNA検査を拒否していることから、当局は「男の子も実子ではない可能性が高い」とみて捜査を進めている。女は今もなお一切容疑を認めておらず、捜査は難航している模様だ。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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