アイヌ語ラジオ体操や塗り絵を無料配布 『ウポポイ』が気になる

アイヌ民族文化財団が、「ウポポイ(民族共生象徴空間)」の公式FBページで無料配布中のキッズ向けコンテンツを紹介

2020/05/26 09:40

公益財団法人アイヌ民族文化財団
(写真提供:公益財団法人アイヌ民族文化財団)

公益財団法人アイヌ民族文化財団が、アイヌ文化に関するナショナルセンター『ウポポイ(民族共生象徴空間)』の公式FBページでキッズ向けコンテンツを紹介。

アイヌ文化をモチーフにした塗り絵や「アイヌ語ラジオ体操」の音源など、癒やし系のキッズメニューを無料で配布している。


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■少し不思議な「アイヌ語ラジオ体操」

「ウポポイ」とは、アイヌ語で「大勢で歌うこと」を意味する言葉とのこと。4月24日開業の予定だった北海道白老町のアイヌ文化に関するナショナルセンター・ウポポイは、新型コロナウイルス感染拡大の影響で開業が延期になっている。

同施設の公式FBページは、アイヌ文化を題材にした絵本や塗り絵、パズルやクロスワードなど「子供がおうちで楽しめるコンテンツ」が無料配布中であることを報告。

さらに「ちょっと体を動かしたくなったら、アイヌ語での『ラジオ体操』もお勧めです」と、「アイヌ語ラジオ体操」も紹介しており、1度聞いたらクセになりそうな「不思議な響きの体操」にも注目が集まっている。

https://www.instagram.com/p/BoidL6DBdnX/

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■絵本はムービーでも提供

PDFファイルで自由に印刷できる塗り絵は、着物(あみぷ)、刀(えむし)がモチーフのものと、動物(ちこいきぷ)モチーフの3種類。着物と刀の伝統的な文様は大人も楽しめるクオリティーの高さで、動物モチーフのものは就学前のキッズにも受けが良いかわいらしい絵柄。

絵本はムービーでも配信されており、タブレットやスマートフォンで子供に見せることも可能。親がテレワーク中の未就学児も、1人で「読み聞かせ絵本」を楽しむことができる。

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■まだまだ「おうち遊び」の需要がある?

東京都では、新型コロナウイルスの緊急事態宣言解除に伴い、都立学校なども6月1日より分散登校での再開を予定している。

そんな中、都内の保育園ではいまだ再開の目処が立っていない園も多く、引き続き「登園自粛」が延長される可能性も。まだまだ、「子供が自宅で楽しめるコンテンツ」の需要は少なくなさそうだ。

塗り絵やパズルなどのシンプルなゲームは、子供とともに大人も取り組んでみると思いの外楽しく、熱中してしまうことも。

しらべぇ編集部では全国10〜60代の男女1,789名を対象に、「休日の過ごし方について」の調査を実施したところ、「することがない」と回答した人は36.9%となった。


休みの日はとくにすることがない性年代別グラフ


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■無料でアイヌ文化に親しむ

北海道の鈴木直道知事が新型コロナウイルスに関する記者会見をした際には、背後に置かれたボードに「ウポポイ」という文字が書かれていたことから、「ウポポイ気になる」と話題になったこともある同施設。

そんな同施設が配信中の、無料でアイヌ文化に触れることができるキッズメニューは、いまだ子供と在宅勤務中の親には嬉しいコンテンツと言えそうだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・星子

【調査概要】
方法:インターネットリサーチ
調査期間:2020年2月21日~2020年2月26日
対象:全国10代~60代の男女1,789名(有効回答数)

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