幼い娘にみだらな行為させ荒稼ぎ 動画販売の母親に155年の禁錮刑
実の娘を裸にして男に暴行させ、動画にしていた鬼畜の母親に、ついに厳罰が下った。
幼稚園児だった娘を裸にさせ、バスルームで成人の男にみだらな行為をさせていた実の母親。目的は小児性愛者の男に動画を販売することだった。
■バスルームで娘の体に…
非力な幼女を利用し、許されない方法で金儲けをしていた鬼畜の母親。事件が発覚したのは米国・ウェストバージニア州マーサー郡のプリンストンという町で、2019年4月のことだった。
母親は自宅のバスルームにカメラを持ち込み、さらに知り合いの男を招き入れていた。そこに当時5~6歳だった娘を裸にして入れ、男とともにみだらな行為を働きながら撮影。動画はSNSを通じて知り合った小児性愛者に販売されていた。
■Facebook管理者が通報
昨年4月、Facebookメッセンジャーの管理者から「全米行方不明・被搾取児童センター」に3本の動画に関する情報が飛び込み、マーサー郡保安官事務所も確認。そこから捜査がスタートした。
バスルームの浴槽と壁との間にできていたひび割れ、そして映り込んでいた成人女性の指に彫られた小さな「スマイルマーク」のタトゥーから足が付き、ついに警察は撮影していたエリザベス・ハウェイという母親を逮捕。検察側が300年もの懲役刑を求刑して話題になった。
■仮釈放は88歳以降に
マーサー郡巡回裁判所にて今月20日にその裁判が結審。第1級強姦罪、第2級および第1級性的虐待罪、近親相姦罪ほかに問われた現在43歳のハウェイ被告はすべての罪を認め、判事は求刑の約半分となる155年の禁錮刑を言い渡した。
最低でも45年の懲役が義務付けられたため、ハウェイの仮釈放が叶うのは88歳以降。さらにその後も、20年にわたりウェストバージニア州警察に性犯罪者として登録するよう命じられた。
■不服そうな被告人に判事は…
「この世界で30年以上さまざまな刑事事件と関わってきましたが、これは最も下品で劣悪な事件の1つと言えます」と判事。量刑に対し不服そうな表情を浮かべた被告人に、さらに厳しく諭している。
「あなたはお子さんに生涯にわたる痛みを与えたのですよ。あなたに奪われてしまった無垢であるはずの幼少期。それを取り戻すことも叶わないのです」
小児ポルノ犯罪は保護者、撮影者を検挙し、悪質な商売をする業者を摘発して「終了」ではない。被害に遭った子供たちが心身に負う深い傷を、どう癒していくかも大変難しい課題となっている。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)