IKEAの家族連れが行き交うソファーコーナーで… 無断のAV撮影に警察が動く
アダルト動画の撮影に、まさかあの有名家具店のコーナーが利用されてしまうとは…。
老若男女を問わず、また家族連れが多数訪れる人気の家具店。その店内で、しかも商品のソファーの上でアダルト動画が撮影されていたとは…!
■客を装って入店
スウェーデン発で世界展開に成功している家具店の『IKEA(イケア)』。中国・広東省広州市にある店舗で今月9日、あり得ない違法行為が繰り広げられた。
客を装って入店した男と若い女がおり、男はカメラマン、女はその道では有名なAV女優だった。ツイッターで動画が配信され、店内の装飾や家具の配置から「IKEA天河区支店ではないか」という声がインターネット上で飛び交った。
■商品のソファーの上で
素肌の上に、男物の白いワイシャツだけを着ている女。商品であるソファーに座ると、股間に手を伸ばして自慰行為を始め、その様子をカメラマンが正面から撮影していた。
16分にわたるわいせつ動画がツイッターで配信されると、情報はIKEAにも飛び込んだ。店側は「断じて許せない」と激怒し、警察に被害届を提出している。
■家族連れが行き交う中…
捜査が始まるとツイッターから動画は削除されたが、撮影場所となった店のコーナーは子供を連れた買い物客も多数行き交う場所で、器物損壊罪のみならず公然わいせつにも問われることだろう。
また、禁止のはずのアダルトコンテンツを配信した彼らには、ツイッターの運営からも厳しい処分があるものと思われる。
■有罪判決なら最高で懲役3年
IKEAはこの件に関して声明を発表し、「私どもはお客様の安全、快適かつ清潔なショッピング環境のため、今後はさらにセキュリティと清掃の徹底に努めてまいります」と約束した。
動画は大変な閲覧数を記録し、今なおスクリーンショットが出回っているため、IKEAは「商品を汚された」というイメージダウンに苦しめられることは否定できない。
もしも撮影者と女優が逮捕・起訴され、裁判で有罪判決が下った場合は、最高で懲役3年の実刑判決が言い渡される可能性があるという。
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(文/しらべぇ編集部・浅野 ナオミ)