新型コロナ感染で早期釈放狙いか 監視カメラ映像で判明した囚人の行動に震撼

アメリカにある刑務所で、囚人たちが「新型コロナウイルスに感染したい」という理由で驚くような行動に出た。

手錠とマスク
(Piotr Wytrazek/iStock/Getty Images Plus/写真はイメージです)

新型コロナウイルスに感染し重症化すれば、命を落とすこともある。にもかかわらず、ある刑務所の囚人たちが「カップの共有などで集団感染を試みた」という疑惑が浮上した。


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■監視カメラの映像

米国・ロサンゼルスの刑務所で服役している一部の囚人たちが、新型コロナウイルスに感染するために同じカップを共有するなどしていたことが明らかになった。

彼らの行いがバレたのは、刑務所職員が施設内に設置してある監視カメラの映像を確認したため。

新型コロナウイルスの感染が施設で拡大しないよう「他人との距離をとりなさい」などと指導してあったというが、実際に指示に従っているかを確認しようと映像をチェックし、思いもよらぬ囚人たちの行動に驚いたという。

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■感染による釈放が狙いか

映像を確認すると、囚人たちは各々がカップを与えられているにもかかわらず、同じカップを共有し水分補給していた。また使用済みとみられるマスクを嗅ぐなどしていたことから、当局は「新型コロナウイルスの感染拡大による早期釈放が目的とみて間違いない」と判断したという。

また一部の囚人は、検温前にお湯を飲んでいたことも判明。「新型コロナウイルス感染による発熱だ」と職員に思い込ませる目的があったようだ。

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■20人以上の感染が明らかに