新型コロナ休校中に6歳の少年を虐待 嘘がバレた最低な祖母を逮捕

新型コロナウイルスの感染拡大のため、学校に行けなくなったある男の子。世話をしていた祖母は孫を縛り、納屋に閉じ込めた。

■少年を発見

警官に「何があったの」と聞かれた男の子は、「新型コロナウイルスのせいで通学できなくなってから、ずっとこの納屋で寝泊まりしているの」と告白。これに焦った祖母は「違います」「この子が悪いことをしたので、今日初めてこの納屋に入れたのよ」とさらに嘘をついた。

ところが、祖母の同棲相手(64)が「(納屋にぶち込んでから)2週間も経つぜ」「食い物を盗んだのがバレて納屋に入れられたんだ」と正直に話したことで、虐待行為が明らかに。

虐待には同棲相手も加担していたとみられ、祖母と共に逮捕された。


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■家族とは離れ離れに

子供たちの実の親はどこにいるのか、またなぜ世話をしないのかなど、詳しい情報は一切明かされていない。しかしこの祖母については「保護者としてふさわしくない」と判断され、男の子は里親と暮らすことになった。男の子の姉と弟も祖母の家から離れ、やはり里親に預けられている。

学校に通うことさえできれば教師が異変に気付く可能性もあるが、しばらくは学校に行けないため被害に耐えている子供たちもいると考えられる。当局はそういう子供たちを守るため、「今後はより一層注意して見守っていきたい」とのコメントを発表している。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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