手術中に転倒し大ケガ 激痛に耐え執刀した熱血医師に賛否両論

大事な手術の最中に骨折したものの、仕事続行を決意した医師。立ったまま大仕事を終えた医師に、高い関心が寄せられている。

■仕事を休まない理由

医師がケガを負っているのだと確信した同僚たちは、「どうかもう家に帰ってお休みください」「ゆっくり休んで回復するよう努めてください」と懇願。

それでも医師は首を縦に振らず、「私はセンター長という立場です」「もし私が休みをとれば、他のスタッフの仕事が増えてしまうではありませんか」と伝え断固拒否したという。この医師の職業倫理には、多くの人が胸を打たれた。


関連記事:歩行中に胸を銃で撃たれた女性 シリコン製豊胸バッグのおかげで命拾い

■世間の声は様々

責任感あふれるこの医師を、「まさに英雄だ」「模範的な医師だ」と褒めたたえる声が一気に噴出。

しかしその一方で、「医師も人間」「ケガや病気をしたときには休まないと…」「万全な状態のときのほうが、良い治療ができるのでは?」「トップがこれでは、他の医師も休みにくくなるかも…」という声もあがっている。

過去には南京市の医師が何日も休まず激務をこなし、過労死したことが大きく報じられた。そちらもやはり「模範的な医師」と称賛されたが、「いい先生だったのに、もう患者さんを救うことができなくなってしまった」という悲しみの声も多くあがっていた。

・合わせて読みたい→長男出産から26日後に双子も出産 バングラデシュの女性がいきなり3児の母に

(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

【Amazonセール情報】ココからチェック!