ファンケルがマスク約3000万枚を緊急販売 「中国企業との絆がきっかけ」と広報

ファンケルがマスクを国内で約3,000万枚緊急販売するに至った訳とは…

2020/05/08 11:00

■支援物資を送った絆がきっかけ

このマスクを仕入れる契機となったのが、中国国有企業の「国薬国際」との絆だ。国薬国際は、2017年から通販サイトを通じて、中国市場でファンケルの製品を販売を実施。

そんな繋がりから、2月1日に国薬国際にマスク13万7,200枚、防護服3,000着、保護ゴーグル2,000個、手袋6,000個などの支援物資を送った。

マスク
写真提供 ファンケル

この時期は、中国・武漢で新型コロナウイルスの感染が拡大していた。

3月に入り、日本でも新型コロナウイルスの感染が拡大し、マスク不足が顕在化した際、今度は「国薬国際」から、「休戚与共 風雨同舟」(良いことも悪いことも分かち合い、風の中で共に立ち、嵐の船に共に乗る)というメッセージとともに、5万枚のマスクが届いたという。


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■希望のマスクになることを願って

さらに、マスク不足に困っている日本のためにマスク調達の可否を打診したところ、より迅速かつ確実にマスクを入手するため、「国薬国際」が代金を立て替えて調達してくれたことにより、今回の販売が可能となったそう。

第一弾は、約3,000万枚の販売だが、それ以降については日本のマスク不足の状況を鑑み検討していくとのことだ。

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(取材・文/しらべぇ編集部・Sirabee編集部

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