「銀行に預けるのは不安で…」 大金を埋めた男性に起きた悲劇
銀行を信用できず、自分でお金を管理しようと思ったある男性。そこで埋めてみたものの、保管の仕方に問題があったようだ。
■ゴミと化したお金も
埋められていたお金の状態は想像以上に悪く、詳しく調べた銀行職員は「(3,000万円のうち)約757万円分の紙幣は使用できない状態です」と家族に伝えた。
男性が一生かけてせっせと貯めたお金だったというが、銀行を信用せず埋めてしまったがために、紙幣の多くが湿気を含み徐々に腐った紙になってしまった。
■似たケースが過去にも
中国では過去にも「銀行は信用できない」「いっそのこと埋めてしまおう」と考え実行に移した人のケースが報じられた。
2010年には、四川省在住の60代男性が「銀行に預けに行くのは嫌だし暗証番号を覚えるのは無理」「でも自宅にお金があると盗まれるかも…」と考え、「これまで貯めた48万円を埋めよう」と決意。
袋に入れ埋めたお金を5年後に掘り出したが袋が破れ腐っていたといい、助けを求められた銀行職員が1週間かけて紙幣を確認。一部はやはり使えない状態になっていたと報じられた。お金の管理方法も様々なのだろうが、袋に詰めて埋めるのはやめたほうが無難だ。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)