10代女性の飛び降り自殺から2年 鬱状態を招いたセクハラ教師に実刑判決

暗い過去から立ち直れず、自殺してしまった若い女性。その原因になった男に実刑判決が下されたが、遺族の悲しみは癒えない。

■うつ状態になった女性

被害を受けてからというもの女性は精神的に不安定になり、鬱とPTSD(心的外傷後ストレス障害)に苦しむ日々が始まった。

やがて女性は生きることに疲れ果て、自殺を試みるように。何度かの未遂を経て、セクハラ被害から2年後にあたる2018年に死亡した。ヤジと興味本位の視線にさらされながら迎えた悲しい最期だった。


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■男に下された判決

男性教師はその後に強制わいせつ罪で起訴され、ようやく「懲役2年の実刑判決がふさわしい」「釈放後も3年間は子供を相手にする仕事に就いてはならない」と言い渡された。

女性の父親はこの甘い判決に激怒し、控訴する予定だと明かしている。世間もこの判決、女性を追い詰めた教師、そして女性に「死ね」と声を上げた見物人たちを「最低だ」と痛烈に批判している。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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