ボートのスクリューに接触し腕を失った男性 明るい生き方が話題に
事故で腕を失った男性が、数ヶ月の入院生活を経て退院。今は毎日リハビリに通い、職場復帰を目指し頑張っていると明かした。
シュノーケリングを楽しんだ日に、事故で片腕を失った男性。手や両方の脚も傷を負いリハビリ中だというが、今も目標達成に向けて前向きに暮らしているという。
■海で起きた凄惨な事故
海洋生物学者として働いていた25歳の男性が、昨年11月に友人と共に米国・フロリダ州の海で趣味のシュノーケリングを楽しんだ。
このとき男性は自分たちが潜っている事を周辺の船に知らせるためフラッグもあげていたが、たまたま近くを通過中だったあるボートが男性に接近。瞬く間にプロペラが男性に迫ったといい、「体に当たれば命はない」と直感した男性は体をそらせ直撃をさけた。
■海底に沈んだ腕
そのおかげで胴体こそ大きな傷を負わずにすんだものの、プロペラは男性の四肢を直撃。このときまずは右腕がちぎれ、ショックを受ける男性の目の前で海底に沈んでいったという。この事故で男性は左手首を骨折し、両脚にも重傷を負った。
事故の発生直後に男性は病院に搬送されちぎれた腕も手術室に届けられたが、残念なことに状態が悪く、接合することはできなかった。