『サイゼ』がテイクアウト商品を大幅強化 リモート飲みの「帝王」になれる
『サイゼリヤ』が、テイクアウト商品の種類を大幅に増加。中でもとくに気になったのが…。
どんなに突拍子もなく、荒唐無稽な出来事だったとしても、「適応力」を活かして様々な事象に慣れていくのは人間の美徳。しかし一方で人間は「増長」する生き物であり、物事を「あるべき姿」からねじ曲げてしまうケースも珍しくない。
懐疑的な人が多かったビデオ通話での「リモート飲み」もいまや市民権を得つつある代わりに、一部では飲みの場に持参するツマミや酒の銘柄によるマウント取りが行われているという。
■歪んでしまった宅飲み
そもそも宅飲みは、「自由」であるべきではないだろうか。自分の好きな酒を飲み、好きなツマミを食べ、好きなタイミングで寝落ちする…考えただけで素晴らしい。
それ故に高額なメニューでなく、安価な酒やツマミで満足できた者こそが、真の勝者であると記者(私)は考える。そこで目をつけたのが、ファミリーレストラン『サイゼリヤ』のテイクアウトメニューだ。
■裏切らない安定感
アラサー世代には理解してもらえると思うが、サイゼの安定感ははっきりいって異常だ。高校生時代の期末テスト週間はワンコインで粘りに粘ってテスト勉強に取り組み、大学生になってからはコスパ最高のワインで気持ち良く酔っぱらった経験がある人も多いだろう。
「学生時代にあしげに通った安価な店」というのは多くが大人になると疎遠になるものだが、今回サイゼがテイクアウトに拡大した商品には、魅力的なツマミも完備。まさに子供から大人まで楽しめる、全方位対応型メニューとなっている。