コロナ禍の怖い罰則に効果ありか 「隔離待機を守らない人は幽霊屋敷へ」

新型コロナウイルスの感染拡大防止策を軽視した人たちが連れて行かれた場所は、地元では有名なホーンテッドハウスだった。

廃屋
(Vadym Terelyuk/iStock/Getty Images Plus/画像はイメージです)

新型コロナウイルスの感染拡大がこれ以上深刻にならないよう、多くの国で様々なルールがもうけられている。それでもルールを破る人が後を絶たないため、インドネシアのある地域では身の毛のよだつような怖い罰が提案された。


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■新型コロナ騒動で人が流入

新型コロナウイルスの感染拡大が日に日に深刻化していることを受け、インドネシアでも政府や各自治体が一丸となり対策に取り組んでいる。

そんな中、ジャカルタなどから多くの人々が地方に分散。スラゲンにも多くの人々が流入したことから、自治体は「別の地域から移ってきた人たちは2週間の隔離待機規制を守ってほしい」と懸命に呼び掛けた。

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■苦悩した当局

それでもルールを守らない人たちがいたため、複数の村から不満の声が噴出。「いっそのこと廃屋や廃校施設に違反者を収容したい」という声が上がり、スラゲンではその提案を受け入れる方向で審議を進めた。

その結果「怖い思いをさせることで違反の抑制につながれば何より」「幽霊屋敷のような廃屋に収容してもよい」という異例の決断が下されることになり、さっそく違反者数名が身柄を確保され、隔離施設に送られた。

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■「幽霊屋敷」が収容場所に