カヤックで島に流された男性 捜索されるほど“社会的距離”をとってしまう

「大好きなカヤックを満喫したい」。そう言い残し出かけた男性が家に帰らず、警察が大規模な捜索を開始した。

■警察の発表

小島で12時間以上もひとりきりで救助を待ち続け、救い出されたこの男性。

救出に成功した当局はさっそくツイッターを更新し、「カヤックをしていた人物が、ソーシャル・ディスタンシング(感染症の拡大を防ぐため、人との距離をとること)に関する取り組みを強化していました」と皮肉を炸裂させた。

また幸いにも男性はケガは負っておらず、「入院する必要はなかった」と報じられている。


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■批判も噴出

多くの人が男性の発見を喜ぶ一方で、不要不急の外出をして多大な迷惑をかけたことへの批判も噴出。「捜索にかかった費用を全額払わせるべき」というコメントも、インターネットに多く書き込まれている。

男性は一部メディアの取材に応じ、「このような大変な時期に僕のレスキューに時間をかけてさせてしまい、罪悪感でいっぱいです」と話している。

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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原

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