新型コロナで犯罪「たたき」急増の可能性 反社系VTuberの指摘に注目

新型コロナウイルスによる経済不況で犯罪が増加? バーチャルユーチューバー・懲役太郎の動画に注目が集まっている。

泥棒
(tommaso79/iStock/Thinkstock/写真はイメージです)

新型コロナウイルスによる経済不況の影響で、職を失う人が出始めている。その結果、今はまだあまり感じないかもしれないが、この先、治安が悪化してしまう可能性もありそうだ。

バーチャルユーチューバー・懲役太郎の動画が「参考になりすぎる」と話題になっている。


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■反社系VTuber・懲役太郎とは

懲役太郎は「前科3犯、(称呼番号)893番、懲役太郎です。」というフレーズで人気のバーチャルユーチューバー。「刑務所に服役中であり、職業訓練の一貫として、ユーチューバー活動をしている」という(設定の)人物だ。

裏社会や反社な人々の生態、刑務所・拘置所事情などに詳しいことが特徴で、自身の実体験に基づいている(と思われる)ディープな動画をこれまでに多数アップ。

これまでに「あおり運転されやすい車の特徴」「反社が教える絶対に自転車を盗難されない方法」「反社組織の組長が溺愛する孫に事務所でアニメを観せて起きた悲劇」などの濃い内容のテーマを、独特な質感の声で軽妙に語っている。

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■「たたき」が急増?

「たたき」とは警察用語で強盗のこと。景気の悪化によって職や金を失い、増加するのではないかと心配する人が多いだろうが、懲役太郎はより専門的な見解を示す。

彼の肌感覚では、そもそもコロナ以前には、犯罪集団による窃盗事件は少なくなってきていたという。

その理由は5~10年程度という刑罰の重さ。情報提供元へのバックや犯行には複数人必要になることを考えると、最低でも7,000~8,000万円ないとリスクに見合わない行為で、結果的に減少していたようだ。

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■新型コロナ影響で変化が