保護した犬が突然の狂暴化 車椅子の米国女性が噛まれて死亡
飼い主が見つかるまで世話してあげたい。そんな善意で野良犬を家に入れた女性が、噛まれて死亡するという事件が発生した。
■犬が狂暴化した理由
「おとなしかったピットブルがシャロンさんに襲いかかったのには理由がある」と考えた当局は、事件現場を検証。その結果、「シャロンさんが車椅子ごと犬の体に倒れ込み、驚いた犬がシャロンさんに襲いかかった可能性がある」という見解を表明した。
シャロンさんが家の中で移動する際に犬と衝突し、それに犬が過剰に反応してしまったのかもしれない。
■殺処分された犬
シャロンさんを襲った犬は、その後すぐに動物管理局が保護することに。職員らがしばらくは様子を見ていたが、シャロンさんの死亡を受け、安楽死させたという。
ピットブルの元の飼い主が誰だったのかは今も判明していないようで、世間からは「あまりにも無責任」という声が噴出。同時に、保護した犬に噛まれて命を落としてしまったシャロンさん、そして驚き狂暴化したことで殺処分となってしまった犬の両方に、同情する声も上がっている。
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(文/しらべぇ編集部・マローン 小原)