まもなく100歳 第二次大戦を生き抜いた超高齢者が新型コロナから回復

苦労の多い人生を送った超高齢者が、ケガを負い入院。回復を待ち帰宅するはずが、今度は新型コロナウイルスに感染した。

新型コロナウイルス・COVID-19
(画像提供:アメリカ国立アレルギー・感染症研究所)

想像を絶する経験を経て穏やかな老後を過ごしていた男性が、100歳の誕生日を控えるなか新型コロナウイルスに感染。闘病を経て見事に回復した男性がようやく退院の日を迎え、病院スタッフも拍手で見送った。


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■99歳男性の人生

英国・ドンカスターで暮らすアルバート・チェンバースさんは、第二次世界大戦を経験した退役軍人だ。

しかし退役までの道のりは険しく、ドイツでは負傷。そのまま捕虜となり3年ものあいだ収容所で暮らしたが無事に帰国し、99歳になるまで平穏な日々を過ごしていた。

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■新型コロナウイルスに感染

そのチェンバースさんが、昨年秋に腕の骨を折り緊急入院。その後にチェンバースさんは別の病院に移され回復を待っていたが、そこで体調を崩した。そのため検査を受けたところ、新型コロナウイルスに感染していると判明。

高齢者が感染すると重症化するケースが多いというが、チェンバースさんは多くの医療スタッフに支えられ、決して希望を失わなかった。

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■回復までの道のり