知人から「マスクの無心」を受ける医療現場の人間の本音は…
新型コロナウイルスの影響で、入手困難となっているマスク。職業柄、マスクを確保している人々もいるが…。
店頭でのマスクの入手が困難を極める昨今。手持ちのストックが切れて頭を抱えている人も多いのではないだろうか。『Yahoo! 知恵袋』には、医療現場で働く人物による悩みが投稿され、注目を集めている。
■歯科衛生士の悩み
トピック主の職業は歯科衛生士。この度のマスクの品薄を受け、知人からマスクの無心をされたという。
「職種的にマスクがあるだろうから都合をつけてほしい」と話を受け、「なんと図々しいのだろう」と相手に嫌悪感を抱いたそうだ。
しかし同時に「こんなマスク不足なんて一時的なものだろうし、手持ちをいくつか分け与えたほうが良いのか」「こういうときに人間の真価が問われるような気がしてしまい…」と葛藤を抱えている様子も。
■「キッパリ断るべき」の声多数
仕事で使用するマスクのほか、プライベート用のマスクもいくつかストックがあるという投稿主。それ故の悩みだったのだろうが、同トピックには「キッパリ断るのが正解と思います」「むしろ非常時だからこそ、医療関係者にマスクが行き渡るべきでは…」といった声が多数寄せられていた。
■ドラッグストアの店員は…
医療現場以外にも、知人からマスクの無心を受けている業界は多いのではないだろうか。そこで、しらベぇ編集部では、都内のドラッグストアに勤務する男性に話を聞いてみた。
どうやら彼の知人の中に、マスクを要求してくるような人物はほとんどいないようで、親族が冗談交じりに相談してくるケースくらいしかない模様。
助け合いの精神は大切だが、逼迫した状況だからこそ自分本意な行動は慎むべきだろう。
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(文/しらべぇ編集部・秋山 はじめ)